診療放射線技師の転職は上手くいくの?
診療放射線技師として転職活動をする上で気になるのは、「実際に転職活動してみてどうだったか」です。
ぼく自身これまで転職活動をして転職してきましたが、満足のいく転職ができるポイントは焦らずゆっくり転職活動することになってきます。
✅この記事でわかること
- 実際の転職活動の手順
- 転職成功につながったポイント
- 転職したことによるメリット・デメリット
この記事では、「診療放射線技師の転職活動」について。
実際にこれまで行ってきた、転職活動の手順。
さらに転職成功のポイントや、メリットデメリットも実体験と合わせて紹介します。
✅自己紹介
診療放射線技師としての転職が成功するためには、ゆっくり焦らずに転職活動していくことが大切になります。
診療放射線技師としての転職の手順
- 転職サイトへの登録
- 求人情報集め
- 気になった求人への応募
- 面接で自己アピール
- 内定後に退職を伝える
後悔しない転職のポイントは、仕事を続けながら転職活動をすることです。
仕事をしながら転職活動をすることによって、より良い求人情報を選ぶことが可能に。
退職後のように焦って求人を探す必要がないので、精神的にも余裕を持って好条件の求人に応募することができます。
そして転職において大事なのは、面接で自分のスキルを自分の言葉でしっかり伝えること。

現場の即戦力として求められる中途採用だからこそ、それまでのスキルや経験をアピールすることが大切になってきます。
おすすめの転職サイトについては、こちらの記事で紹介しています。
転職までの手順

STEP1:転職サイトへの登録
診療放射線技師として転職する上では、転職サイトへの登録が必要になってきます。
転職する際に必要となるのが、次の職場探し。
もちろんインターネットやハローワークなどだけでも転職先を探すことはできますが、求人数としては限られてきてしまいます。
そこで必要になってくるのが、転職サイトへの登録。
登録の手間などはありますが、転職の際は複数の転職サイトに登録しておくのがおすすめ。
複数の転職サイトに登録をしておくことで、より自分の条件に合った求人情報を探せます。
転職サイトへの登録だけであれば、仕事をしながらでも可能。

「転職を考えてみようかな」というタイミングで転職サイトへの登録をしておくことで、多くの求人情報に触れることができます。
STEP2:求人情報集め
転職サイトに登録後は、仕事を続けながら求人情報をチェックしていきます。
転職する際のポイントは、より多くの求人情報に触れること。
多くの求人情報を見ることで、自分の求める職場も見つけやすくなります。
求人情報の検索であれば、仕事を続けながらでも可能。
転職サイトに登録しておくことで、仕事の合間などにも求人情報を得ることができます。
また転職サイトに登録しておくことで、向こうから条件に合った求人を提案してきてくれることも。
大切なのは、仕事を続けながら求人情報を見つけること。

仕事を続けながら転職活動をすることで、気持ちに余裕を持って求人情報を探すことができます。
STEP3:気になった求人への応募
数ある求人情報の中から、自分の求める求人を見つけたら実際に応募をしてみます。
転職活動をする中で、気になった求人があれば応募してみることが必要。
ただ求人情報を眺めているだけでは、より良い職場環境に近づくことはできないためです。
求人への応募も、ある程度自分の条件に合った求人があれば応募を考えてみるのがおすすめ。
100%自分の求めている条件の求人情報には、まず出会うことはありません。
それでも求める条件に近い求人はあるはずなので、ある程度近い条件であれば応募してみるのがおすすめになってきます。
この時も、退職せずに転職活動している方が気持ちにも余裕があります。

実際は、面接の際などに自分の条件に近づけてもらえる場合もあります。
STEP4:面接での自己アピール
面接で上手くいくかどうかは、どれだけ面接を受けてきたかも大きな要因になってきます。
診療放射線技師の転職の場合、履歴書以上に大切なのが面接。
病院側としては、実際に面接をすることで人柄や経験の部分を確認することになります。
そんな面接を受ける上では、上手くいくかどうかは面接の場数によって変わってきます。
就職活動の時もそうだったように、面接は数をこなすほど上手く受け答えができるようになります。
特に転職活動で重要になるのは、これまでの自分の経験を自分の言葉で伝えること。
就職活動とは違い、転職ではこれまでの経験やスキルをアピールすることが必要です。

ぼくも実際に面接する側になったことがありますが、面接では履歴書だけではわからない部分を知ることができました。
STEP5:内定後に退職の意向を伝える
採用の内定後は、次の職場へ向けた準備が必要になってきます。
内定後は、すみやかに職場へ退職の意向を伝えることが重要。
職場によっては、スタッフの減少によって新たに求人を出さなければいけないためです。
また退職の際は、意向を伝える時期も重要になってきます。
ほとんどの職場の場合、退職となる1ヶ月以上前に退職の意向を伝えることになっています。
職場によってタイミングは変わってきますが、退職が決まった段階で伝えるのが退職する側としての礼儀にもなります。
転職活動をする上では、自分のことだけはなく周りの環境への配慮も必要。

より良い退職をすることで、退職後も診療放射線技師としての人間関係をつなげていくことができます。
転職成功につながったポイント3選

早めに転職活動に動いた
これまでの転職活動の中では、早めに転職に向けて動き出したのが大きなポイントになっています。
転職活動において大切なのは、より多くの求人情報に触れること。
早いタイミングから情報収集を始めることで、自分の条件に合った求人も見つけやすくなりました。
実際に転職活動をしていくと、自分の求める転職の条件が変わってくることがあります。
- 勤務地もここまでだったら広げられそう
- このモダリティだったらこっちの病院でも良いかも
- 自分の経験が活かせるのは総合病院よりも専門病院かも
自分の転職条件を見つめ直せるのも、早めに行動を始めたからこそ。

転職サイトを活用することによって、必要な求人情報だけを多く得ることができました。
自分のスキルをアピールした
これまでの転職の中で手応えを感じたことには、履歴書や面接で自分の経験やスキルをアピールできたこともあります。
転職する際に、まずチェックされるのは履歴書や職務経歴書。
ただし履歴書などだけでは、自分の診療放射線技師としての経験やスキルは伝わりづらい部分があります。
それでも最初にチェックされる履歴書だからこそ、自分のアピールが少しでも伝わりやすいようにまとめることが大切。
- 具体的な業務経験
- 診療放射線技師としての実績
- 自分の強み
ぼくの場合に手応えがあったのは、MRIの経験や携わってきた撮影を具体的にアピールできたこと。
求人先の求めていた条件に合っていたこともあり、採用に至ったというのも後日談として聞いています。

面接でのポイントは、自分の言葉で具体的に診療放射線技師としての強みをアピールできることになります。
精神的な余裕を持って転職活動できた
転職活動をする上では、精神的な余裕も重要になってきます。
精神的な余裕というのは、焦って転職先を探さないこと。
仕事を続けながら転職先を探すことで焦りがないので、より良い条件の求人に応募することができます。
転職活動では、仕事を辞めてから動き出す人もいますがこれはあまりおすすめできません。
仕事を辞めたことによって、次の就職先を早く見つけなければいけないというプレッシャーもかかってきます。
退職直後は問題ありませんが、時間が経つほど焦りも出てきて自分の求める条件とは合わない求人への応募しかなくなる場合も。
ぼくの転職の目的は、より良い職場で働くことでした。

焦って転職しないためにも、早めに動き出して働きながらより良い職場を探していました。
転職したことによるメリット

給料が上がった
転職活動をしたことによって、診療放射線技師としての給料(年収)を上げることができました。
転職活動をするきっかけとして多いのが、給料(年収)のアップ。
今よりも収入を上げるために、基本給の高い病院などに転職を考えるのは当たり前のことです。
実際ぼく自身も、収入を上げたいというのが転職活動を考えたきっかけではありました。
転職先を考える上では、今よりも収入の高い求人情報を探すのが1番になってきます。
さらに自分のスキルを伸ばせる職場や、細かな条件によって必要な求人も変化。
最終的にぼくは、自分の求める職場が給料面でも良かったという結果に。

転職することによる給料(年収)アップは、転職活動をする上でのモチベーションにもなってきます。
診療放射線技師の年収については、こちらの記事で紹介しています。
自分の市場価値を知れた
実際に転職活動を経験したことによって、自分の市場価値を知ることができました。
自分の「市場価値」というのは、転職市場における個人の価値のこと。
転職をするにあたって、企業が人材を評価する基準となるものになります。
これまで転職活動をしてきた中で感じたことは、自分が思っているよりも市場価値が高かったということ。
実際に転職活動を始めた当初は、技師としての経験年数も少なかったので自分の中ではそこまで需要あるとは思っていませんでした。
しかしいざ転職活動を始めてみると、経験年数だけでなく携わってきたモダリティ(検査)も重要でした。
広く浅く経験していたことよりも、1つのモダリティや分野の経験の方が大きかった印象。

ぼくはCTやMRIを脳外科や整形外科で多く経験していたことが、自分の市場価値を見直すきっかけになりました。
転職によるデメリット

仕事との両立は忙しくなる
仕事を続けながら転職活動をする場合、情報収集や時間的な面で大変さは出てきます。
理想的な転職活動は、今の仕事をしながら求人を探して見つかったら転職をすること。
しかし仕事と並行して転職活動をする場合、忙しくなってしまう面は出てきます。
まず大前提として転職活動中だろうと本業をしっかりやるのは当たり前なので、本業をやりつつ隙間時間などに転職活動する必要があります。
- 求人情報のチェック
- 履歴書などの書類作成
- 病院見学や面接
特に時間が必要となってくるのが、病院見学や面接など。
公休や有休を使って時間を作る必要があるので、多少の忙しさを覚悟しておく必要があります。
それでもより良い転職のためには、転職活動に時間を割くのも必要。

求人情報については、転職サイトに登録することで自分で求人を探す手間も省くことができます。
円満退職による名残惜しさ
個人的に転職活動をしたことによるデメリットとしては、それまでの職場を離れることがあります。
自分で転職を決めた上では、それまでの職場やスタッフと離れるのは仕方がない部分。
ただ実際そうとわかっていても、名残惜しい部分はありました。
収入やスキルアップを求めて転職をする場合、それまでの職場とは円満に分かれることになります。
もちろん職場の人間関係によって転職を考えた場合は、そんな名残惜しさは無いはず。
ただ人間関係以外の場合は、お世話になった職場だからこその寂しさはあるはずです。
それでも円満退職であれば、転職後も診療放射線技師として関係をつなげることも可能。

ぼく自身は今でもこれまでお世話になったスタッフとつながっていて、学会や勉強会、それ以外の部分でも情報共有することができています。
診療放射線技師としての転職 まとめ

この記事の中では、診療放射線技師としての転職について紹介してきました。
診療放射線技師としての転職が成功するためには、ゆっくり焦らずに転職活動していくことが大切です。
診療放射線技師としての転職の手順
- 転職サイトへの登録
- 求人情報集め
- 気になった求人への応募
- 面接で自己アピール
- 内定後に退職を伝える
後悔しない転職のポイントは、仕事を続けながら転職活動をすることになります。
仕事をしながら転職活動をすることによって、より良い求人情報を選ぶことが可能。
退職後のように焦って求人を探す必要がないので、精神的にも余裕を持って好条件の求人に応募することができます。
さらに転職において大事なのは、面接で自分のスキルを自分の言葉でしっかり伝えること。

現場の即戦力として求められる中途採用だからこそ、それまでのスキルや経験をアピールすることは大切です。
おすすめの転職サイトについては、こちらの記事で紹介しています。




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